パチンコの新装開店
- zikokukan
- 2024年6月15日
- 読了時間: 6分

人間の運命は命測学的に見た時9フェイズ(ターンでも構いませんが)1サイクルで構成されます。
一番小さな単位は9日。その9日サイクルが11個集まって99日。9日サイクルが111個集まって999日サイクル。9日サイクルが1111個集まって9999日サイクル。
あるいは99日サイクルが10個集まって990日。ここにおまけの9日がついて999日。99日サイクルが101個集まって9999日サイクル。
999日サイクルが10個で9990日。ここにおまけの9日がついて9999日。
計算の仕方はいろいろありますが、人間が体感し、利用できる日数サイクルは9日、99日、999日、9999日とここまで。99999日サイクルもありますが、これは複数世代に渡る超超超長期のサイクルですから個人の運命にはあまり意味がありません。ただ例えばレーニンが生まれてから40000日後にソビエト連邦が崩壊するというような例があるように歴史という形で知覚をすることはできます。
いずれにせよ『生きている物 』は基本として9ターンを1サイクルとして考える、そういう仕組みになっている。そう考えたほうが辻褄が合ってる、そういうものだというお約束の上に当館の運命計測学は成立しています。
さて、そこでパチンコ屋の新装開店です。パチンコをやったことがない方は何のことかよく分からないと思いますが、パチンコ屋が新しい台を入れてリニューアルをするとだいたい3日ぐらい店を盛り上げて客を呼びこむサービス期間を設定します。そのサービス期間と人間の運命が似ているので新装開店を例にすれば『サイクル』というものを理解しやすくなるだろうという話です。
新装開店1日目、これが0日から9999日まで。生れてから27歳まで。
新装開店2日目、10000日から19999日まで。27歳から54歳まで。
新装開店3日目。20000日から29999日まで。54歳から82歳まで。
30000日から39999日までは年を取り過ぎていますから新装開店4日目のことは取り合えず考えなくて良いとします。
まず生まれてから999日ぐらいまでで店に行き、どの台を打つかを決めます。金持ちのお子さんや体格に優れているお子さんは最初から持っている資金が普通の人よりも多いです。ただ持ち金だけで勝負が決まるわけではありません。台にも当たりやすい台、当たりにくい台、一発当てれば大きい台、波の穏やかな台といろいろとある。『野球』台であったり『ジャニーズ』台であったり『吉本芸人』台であったりいろいろとある。『医者』台であるとか『弁護士』台、『暴力団』台といったものもある。残念ですがこのあたりの台選びは親御さんの影響が大きくなります。いずれにせよ人間は何かの台を選ばざるを得ない。そして座ってパチンコを打ち始める。だいたい999日打てばどういうものかは分かってくる。スジのいい子、物覚えの悪い子、そもそも釘を締めていたり設定が入っていなくて最初から出ない台もある。999日までで資金がなくなって店を出ていく、つまり亡くなってしまう人もいますが普通は閉店時間までパチンコを打ち続ける。4444日が折り返し点。16時。早番と遅番の店員が後退します。上手くいけば玉は増えているはずですが大抵は出たり呑まれたりです。このあたりで資金が尽きて店を出ていく人もいる。そしてそういう人は二度と店には戻ってきません。8888日が営業終了時間です。22時50分ぐらいです。出した玉の数を計測してもらう。甲子園の球児やジャニーズの構成員は大量出玉です。普通の人はとんとんです。8888日から9000日が人生の結果が出る時期です。計測した玉を特殊景品に替えてもらってショップで換金。そうやって家路ににつく。9000日から9999日の999日です。その日何があったのか、どういうゲームだったか。楽しかったか、悔しかったか。明日はどうするかということも考えなければなりません。10000日からもう一勝負です。ですが今日座っていた台と同じ台で良いのか。ジャニーズの構成員であれば当然、同じ台を明日も選択する。それ以外ない。甲子園で優勝したお子さんもそう。すでに9000日まででプロ野球という大量出玉を獲得しているのですから。ですが、10000日から19999日までの人生はまた別物です。パチンコ店は釘の調整をして今日出し過ぎた台を絞ってきているかもしれない。設定も変えている。一方で9999日までうだつが上がらない人もいる。明日は思い切って別の台を選択しようと考えるかもしれない。27歳で転職。一からやり直す。生まれ直す。それがうまくいくかは分からない。ただ10000日で人生にリセットがかかるのです。もう一度やり直してみる価値はある。
10000日からのパチンコ人生も流れは同じです。9999日までの資金を持って新装開店2日目です。9999日まで勝っている人は昨日と同じ台に座ると思います。勝てる台なはずです。ですがそうはなっていないかもしれません。釘も設定も変わっている。そのことは10000日から10999日までの999日でだいたい分かる。アッという間に前日の勝ち分を呑まれてしまい慌てて台移動をする。29歳ぐらいで引退するスポーツ選手などはこのタイプです。お客の中には磁石を仕込んだりするタイプの人もいる。不正行為、ゴトです。犯罪傾向の強い人です。そういうタイプの人は9999日までにすでに同じようなことをやっている。あるいは玉が出ないと怒って台を叩いたりする。『パチンコ運命』の店員は割合に気が良くて小さな不正は見逃してくれますが他の客に迷惑をかけるタイプの人間は追い出されることになります。麻原彰晃氏のような犯罪者がこれにあたります。死刑になって戻ってきません。14444日が3日間の新装開店イベントの折り返し点です。ここまでで人生の大勢は決まります。前日と同じで18888日から19000日で閉店。出玉を特殊景品に替えてもらって換金です。19000日から19999日は家路につきます。手に入った資金で新装開店の最終日20000日から29999日まで最後の勝負、ということになります。
0日から999日で台選び。開店10時から1時間ぐらいです。人気台は取られてしまっています。ですが人気台が出るとは限りません。
4444日が折り返し点。早番遅番の入れ替わるタイミングです。勝っている人はドル箱を積んでいます。
8888日から9000日で結果が出ます。景品に替えてもらって換金です。
9000日から9999日は9000日までに起きたことを思い出しながら帰宅します。前半危なかったが後半盛り返して助かった。後ろで打っていた人は大爆発していた。右隣の人と仲が良くなって結構話をした。明日も朝から並ぶと言っていた。角台の人は負けが込んでいたけれどいつの間にかいなくなってしまった。そんなことを考えながら帰っていきます。
資金的には持ち越しができる。親の遺産というものも使える。ですが9999日と10000日、19999日と20000日の間にはリセットがかかるポイントがある。10000日からは別の人生。20000日からも別の人生。このあたりを理解することが多分重要。
泣いて笑って有頂天になったと思ったら真っ青になる。そうやって遊んだあとは暗い夜道を一人帰っていく。人が生きていくというのは多分そういうものです。


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